葬送のフリーレン117話ネタバレ: 終極の聖女トートの呪い | 『葬送のフリーレン』117話:奇跡の幻影
この記事では『葬送のフリーレン』117話の内容を中心に分析していきます。 下にスクロールして読んでみましょう!
注意:この記事にはネタバレが含まれていますので、内容を事前に知りたくない方はすぐにページから離れてください。
興味深い大魔族達の会議
顔を変え姿を変え人類の目を掻い潜りながら、いつの時代も生き残れるでしょうね。君は一度だって私達に素顔を見せてくれたことは無かった。それも長生きの秘訣なんでしょ?
グラオザームはヒンメルが倒す七崩賢です。ここで討たれるかは知らんが、シレッと現代でも生き残ってるかもしれない壮絶な前フリですね。
そもそも仮の姿で素顔は別にあるそうな。
グラオザームは現代でも生き残ってる可能性が微レ存。
他にも大魔族が集合して駄弁る(会議する)中で興味深いことが触れられてました。
- 魔王様の見解によると80年後の未来から何者かの意識が逆行してきた
- 今回の出来事が1000年後に魔族が反映する全知のシュラハトの計画かどうか
- 全知のシュラハトは仲間に具体的どういう未来か教えてない
- 「七崩賢」奇跡のグラオザームは未来の記憶奪える
- トートは「○○ちゃん」と呼ぶ
- 「血塗られし軍神」リヴァーレは長寿
正確に80年後の未来からと言ってる(誰かは分かってない)魔王は時空干渉を把握できる様子。残影のツァルトは魔王から聞いて「やはり…お前は未来から…」と呟いたのかな。
血塗られし軍神リヴァーレは大魔族たちを若造扱いしてる。神話時代から存在してるものの(ゼーリエに狩られまくった)人類の歴史上に現れたのは1000年前だそう(その間どこにいた?)。
魔族の寿命は謎ですが、アウラちゃんが500歳以上で、マハトは600年前時点でフリーレン様を圧倒、魔族の寿命もエルフ並の可能性もあります。かなりの年月生きてる軍神リヴァーレは結構キーパーソンかも。
終極の聖女トートの呪い
それに知ってるでしょ。今はたった三割だけど、後百年もすれば、私の〝呪い〟はこの星を覆い尽くす。
なっなんだってー!!
来てすぐ帰っちゃった(なんで呼んだし…)「終極の聖女」トートはとんでもないフラグを立てた。80年前時点で「後百年もすれば、私の〝呪い〟はこの星を覆い尽くす」と意味深発言。
どういう呪いかは定かでないが、大陸でなく星を覆い尽くす規模の呪いとか絶対ヤバイじゃん!
ひょっとして「勇者の剣」が未だ抜けてない壮大なフラグになりそうな予感。
「勇者の剣」とは女神様が授けたと言われ、「この世界を滅ぼす大いなる災い」を撃ち払う者のみ引き抜くことができます。勇者ヒンメルは抜けませんでした。裏読みすると、魔王は世界を滅ぼす災いでなかったとも受け取る事ができる。
本当の世界を滅ぼすやつは別にいる説である。それに繋がりそうな気がする。現代軸から約20年後にトートの呪いは星を覆い尽くす。世界を滅ぼす災いの可能性が微レ存。
84年前に約100年後ってのも意味深よね。ということは現代軸で約20年後なわけで、おそらく次の「エーラ流星(半世紀流星)」にぶち当たる。
約80年前は魔王討伐後に平和な時代の幕開けとしてパーティみんなで見ました。50年経った約30年前は年老いたヒンメルたちと見ました。3度目の「エーラ流星(半世紀流星)」を見るための、次なる平和な時代の幕開けへの布石にしか見えんぞい。
血塗られし軍神リヴァーレのフラグ
見事。勇敢なる戦士よ。一世紀振りだ。俺の拳を受け止めれる奴に出会ったのは。
不意打ちの一撃を止めたアイゼンを褒め称えるリヴァーレである。大魔族を若造呼ばわりし、自身を「老いぼれ」と言う(神話時代から生きてたりするのか?)男は、魔族最強の戦士だそうです。
一撃を止められたのは一世紀振りらしい。現代軸から約180年前にリヴァーレの一撃を止めた強戦士がいたのか。一応年表に入れといたけど、おそらく180年前に一撃止めた戦士は今後に繋がらないでしょう。
むしろ未来へのフラグを立てまくってる。
十中八九リヴァーレはシュタルクの故郷を滅ぼした魔族だからなり
約80年前に師匠アイゼンが戦い、シュタルクの故郷を滅ぼした(兄シュトルツの仇)というディスティニーが詰まったリヴァーレです。未来でシュタルクが戦うのは間違いないでしょう。
リヴァーレの一撃をシュタルクが止めて「十数年振りだ。俺の拳を受け止めれる奴に出会ったのは(←たぶん兄貴は止めたはず)」と師匠アイゼンと同じように称賛される姿は想像するだけで激熱!
楽園へと導く魔法(アンシレーシエラ)
ふつくしい…。
グラオザームの「楽園へと導く魔法(アンシレーシエラ)」にかかったヒンメル。目覚めると新郎として結婚するシーンとなってました。お相手の花嫁はフリーレン様である。
今回のフリーレン様は驚いたり焦ったり、いつもと違い表情が味わい深かったのに、花嫁姿で微笑むフリーレン様が全て食ったな。
この魔法をグラオザームはこう述べてる。
>私の魔法は決して叶わないと諦めた、幸せな夢でさえ実現できる。←注目!
>私の魔法は決して叶わないと諦めた。←さらに注目!
>決して叶わないと諦めた←括目せよ!
ヒンメルはフリーレン様をお嫁さんにしたかった夢があったのに決して叶わないと諦めていたのです。って、えぇぇぇ!?
ヒンメルといえばフリーレン様が初恋のお姉さんだと思われる。迷子になった少年時代、フリーレン様に出会い花畑を出す魔法を披露してくれました。
なんて綺麗なんだろうと魔法を指していたが、同時に少年ヒンメルはエルフのお姉さんに惚れてしまったはず。少年ヒンメル初恋するである。
紆余曲折あって、魔法使いはフリーレン様を絶対仲間にするマンとなり、一緒に冒険して、道中では久遠の愛情を意味する「鏡蓮華」指輪を結婚指輪のように送ってました。
ヒンメルがフリーレン様に恋慕してたのは明白でしたが、さらに結婚したいって夢まであったのか。それを決して叶わないと諦めた(冒険中に諦めてる)。
エルフが登場するファンタジー作品って、人とエルフのカップリングもあるし、ハーフエルフとかもよく登場するけど、『葬送のフリーレン』にそういうのは無いのだろうか。
人の夢と書いて儚い…。何かもの悲しいわね…。